量り売りのハウスワインがお得!本郷イタリアン「ココ・ゴローゾ」
本郷三丁目と湯島の間にある地元、御用達のお店
今回紹介する「ココ・ゴローゾ」は、駅からやや遠い場所になります。
一見さんが多いエリアではなく、近所で働いている人などが使う地元の店という感じです。
セブン-イレブンの隣の地下のお店
道路向かいには、苺シャンディで有名な「オザワ洋菓子店」があります。
セブン-イレブンの隣の地下に繋がる階段を下って行くとお店になります。
料理はハズレ無しでした
結論から書くと、料理に外れはありませんでした。
激安中華がアチラコチラにある湯島、末広町界隈に慣れると「高いな。」と思いますが(笑)
調理の手間が、洋食は中華より多いので(中華もあるけども)、その辺は仕方ないわけです。
定番メニューというのがあまりないようで、黒板のおすすめメニュー中心に頼んでみました。
定番メニューのメニュー。
そんなに種類がないでしょ?
ふわふわのパン(お通し?)
最初に出てきたパン。ふわふわでした。
ナスのグラタン 500円
薄くスライスしたナスを一度素揚げしたものを重ねてグラタン風にしたものです。
重なりあった素揚げされたナスが、ふわふわとホワイトソースと違う食感で美味しいです。
おまかせ前菜4種アラカルト 1200円
色々、少しずつ乗っているので、2名分と書いていましたが4名程度でつまむのも良しです。
女性の場合、2名だと他のメイン次第では、多いかもしれません。
ボローニャ風ラザーニャ 1000円?
コクがあって美味しいですが、そこまでくどくありません。
1つしか頼まなかったので、あまり味わえませんでした。
でもミートソースは美味しかったので、この店のミートソースは絶対に美味しいです。
牛バラ肉のコンフィ(オーストラリア産) 1300 円
メインの牛肉です。
コンフィとは
フランス料理の調理法であり、各種の食材を風味をよくし、なおかつ保存性を上げることのできる物質に浸して調理した食品の総称である。主に南西フランスで用いられる。コンフィにする食材は肉と果物であることが多く、肉の場合は油脂を、果物の場合は砂糖を用いて調理するのが通例である。密閉して冷所に保管すれば、コンフィは数ヶ月の保存に耐え、さらに繰り返し再加熱することにより保存期間を延長することができる。コンフィは食物を保存するための最も古い方法の1つ Wikiより
ざっくり言うと低温(60-70度程)の湯煎ならぬ”油”煎での調理法です。
過去に「低温調理やってみた」では、湯煎で同じ事を行っています。
化学的な感覚では、油で熱を通しても、お湯で通しても同じだと思いますが、
コンフィは古い調理方法なので、開発された時は真空にする機械やビニール袋などもないので
コンフィにするしか低温調理ができなかったのではないかとは思います。
(お肉をそのまま湯煎すると旨味が水に溶けちゃいますからね。)
断面はこんな感じ、と言いたいのですが、照明の関係でちょっと赤くなっています。
しっかり塩漬されていて、オーストラリアの牛肉がこんなに美味しく食べられるなら
コンフィ(低温調理)は、すばらしいですね(もちろんシェフの腕が素晴らしいですが)。
鶏もも肉のフリット 1200円
メイン2品目です。
フリットは、イタリア語(フランス語)で唐揚げのことです(英語ではフリッターね)。
複雑なフリットはメレンゲとか入れるらしいんですが、これは唐揚げタイプのやつですね。
冷静に考えたら、この量の唐揚げが1200円もすると思うと高いわけですが…
フリットと言われると「高くない!」って思っちゃう不思議。
ウニトマトクリームソースのスパゲッティ 150g 2400円
「シェフおすすめ」メニューです。
トマトとウニって相性の想像がつきませんでしたが、合うんですね。
トマトは酸味が強くないものを使っているのでしょうか、酸味も柔らかく、
一般的なウニクリームソースよりもあっさり食べられます。
1人で行ったら、庶民の私には、なかなか頼めないメニューでした!
しらすとフレッシュトマトのスパゲッティ 150g 1300円
レシピ本ではよく見かけるメニューで、私の中では”意識高い系パスタ”の部類です。
こういう系統は、個人ではなかなか頼まないパスタなので、食べられて良かったです。
唐辛子の辛味もちゃんとしてて、あっさりを予想したのですが、しっかりした味わいでした。
和の食材と海外の融合レシピは「たらこパスタ」を超えられるものはないと思っていますが
さすがに、たらこパスタは超えられませんでしたね。
ポテトフライ 500円
イタリアンレストランで嬉しいジャンクフード。
皮付きで揚げて、シンプルに塩とイタリアンパセリで大満足!
イタリア産生ハムとサラミ・パルマの揚げパン 1050円
パルマの揚げパンがふわふわで美味しいんです。
これは最後に頼んだので最初に頼むべき1品でした。
サラミとか生ハムとかは、イタリア産でも日本産でも、どちらでもいいです(笑)
ワインの量り売りシステムにびっくり!
ココ・ゴローゾでは、ハウスワインを頼むと、こういう大きなボトルで出てきます。
これをみんなで呑みます。
そして、飲んだ分だけ精算されます。
飲んだ分の計算も、会計の時に、店員さんが独自のメジャーを使い、残量を長さで測り
「◯円分飲んだ(減った)」ということで精算が行えるようになっていました。
こういう仕組みは初めてだったので、とってもびっくりしました。
このワインのおかげで1人3000円の予想より割安な値段になっちゃいました。
(女性ばかりだったので、あまり飲んでいないのだけどもね)
店名 ココ・ゴローゾ (Cocogoloso)
電話 03-3818-3622
営業 11:30~14:30 (LO 14:00)
17:30~23:00 (LO 21:30)
場所 東京都文京区本郷3-23-1 クロセビアビル B1F
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